私たちの多くは「弟子訓練」という言葉を聞いたことがあるでしょう。「弟子を育てる人になる」の働きでは、その内容をより具体的に表す「弟子を育てること」に焦点を当てています。ここでいう「弟子訓練」と「弟子を育てること」には、どのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、一般的なキリスト教教育を指します。日曜学校や聖書研究のグループなどが、その代表的な場です。多くの場合、教理や歴史などを教えることに重点が置かれます。
日々の生活を分かち合う、キリストを中心とした友情を指します。霊的により成熟した信者が、信仰の歩みを始めて間もない人に、真実なクリスチャンの生き方を意識して示し、その人が模範に倣って歩めるようにします。
弟子を育てることは一般にメンタリングと呼ばれますが、キリスト教における弟子づくりはそれ以上のものです。何をすべきかを伝えるだけでなく、どうすればよいかを実際に示すことが、その中心にあります。信仰の歩みを始めて間もない人に、祈り方、神のみことばの理解と実践、信仰の伝え方などを、個人的な関わりの中で身につけてもらうのです。その人が成長できるよう、自分の時間と人生と愛を注ぎます。
教会に弟子を育てる文化が根づくと、新しく加わった人々が「すべて自分で理解しなければならない」と放っておかれることはなくなります。代わりに、弟子を育てる訓練を受けた人との友情が提供されます。通常は週に一度会い、神のみことばから自ら霊的な糧を得ることを学び、霊的に成長していきます。そして、自分の信仰を伝え、ほかの人々もキリストの弟子として育てられるよう訓練を受けます。こうして、弟子が次の弟子を育てる霊的な増加が広がっていきます。
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